パチンコ玉、スロットのメダルの持ち込みはとても多かったです。
閉店した店が増えたのと比例して持ち込みが増えた気がします。
ある日、スロットコーナーで売上がないのに若い男性のお客様がメダルを持って遊技されていました。
自店はこの当時ハウスルールで台の移動、出玉共有は禁止でした。
他の台からの移動だと思い店内カメラで確認したところ、ズボンのポケットから少しずつメダルを出しているのが確認できました。持ち込みです。
スタッフがこっそり近づいて、直接目視で手元のメダルが他店メダルだと確認してくれました。
男性客を店の隅っこに連れて行き事情を聞きました。
あっさりと持ち込みを認めました。
このときインカム上で「この人は近隣の〇〇というパチンコ店の店員だよ」と、みんなが言っていたので早速その店舗の責任者に事情を説明し、捕まえた持ち込み君のことを見に来てもらいました。
やはりそうだったみたいです。
その責任者、持ち込み君を見るなり彼を捕まえて殴る蹴ると暴れだしました。
みんなでなんとか責任者の暴れっぷりを止めました。
そして、責任者の方に持ち込み君を連れて帰ってもらいました。
持ち込みのことより、その近隣店の責任者の方が恐ろしいということが分かったことのほうが印象に残りました。