とあるさわやかな日曜日の朝、開店作業を終えていつも通りに店を開店しました。
10分くらいしてからだったかな、地下フロアのスロットコーナーで黒いスーツ姿の強面風な男性2名とスロットを遊技されているお客様1名の計3名が揉めているとの一報が入ったので急いで現場に駆け付けました。
いがいにも強面の方たちは冷静に話しが通じ、一旦遊技客と引き離して揉めている理由を伺いました。
肩がぶつかった、タバコの煙がけむい(分煙化前)、じろじろ見る、等の定番の理由だと思ってました。
遊技されているお客様が借金の返済を滞らせている状態なのに朝から並んでスロットをうっているとの情報を得て、店にやってきたところ、
その債務者を発見したとのこと。
この強面の方々は闇金?の借金取りでした。
返済の話をしたところ債務者が激怒し、ちょっとした胸ぐらのつかみ合いになってしまったということでした。
逆切れしたのです債務者が。
その債務者は週に何度かお目にするお客様で、普段の遊技態度や素行が悪いのを従業員もまわりの常連のお客様たちも知っていました。
強面の方々に店舗の敷地外で揉めるように説明したところ、とても丁寧に債務者を店外に連れて行かれました。
そのときなぜか皆、すがすがしい気分になったことを覚えています。